トヨタでは、お客様の幸せな暮らしのために少しでもお役に立つことを願い、福祉車両を「ウェルキャブ（略称：WC）」と命名しています。
お身体の不自由な方や高齢の方はもちろん、介助する方にとっても快適で安全なクルマであること。また、どなたにも簡単で使いやすいクルマであること。福祉車両を開発していく上で、最も基本となるこの考えのもとに、トヨタはウェルキャブを開発しています。
そんなトヨタのウェルキャブ全車種の中から、トヨタレンタリース京都における2023年12月現在の人気車種を、ランキング形式でご紹介していきます。
トヨタ福祉車両カーリースランキング第3位：シエンタWC
シエンタWCがトヨタレンタリース京都にて福祉車両第3位に選ばれるその理由は、コンパクトな車体サイズにあるでしょう。車いすを一脚、プラス大人2名ないし3名を乗せることができ、住宅街等、狭い道も多い京都の中で、小回りを効かせて走ることができます。例えば本ランキングの第1位に選ばれているハイエースWCの代わりに、シエンタWCを2台というかたちでお選びいただくお客様も。
また、シエンタWCには「ショートスロープ」タイプがあるのも特徴です。もともと「スローパー」というのは、車体後部を開け、スローパー板を地面にまで伸ばして、車いすに乗ったまま車両への乗降を可能にする車種のこと。しかしスローパーで気を付ける必要があるのは、停車時に車体全長＋スロープ板の長さ分だけの距離がないと、車いすの乗降ができないという点です。
その点、シエンタWCのショートスロープタイプでは、スロープ板が短いので、車体本体のコンパクトさと合わせて、省スペースでの車いすの乗降が可能なのです。ショートスロープタイプは、使うのに少しコツが必要ですが、狭い道が多く駐車スペースが充分に確保できない京都の市街地で活躍しています。
トヨタ福祉車両カーリースランキング第2位：ノアWC
「車いすも人も乗せたい」というニーズを幅広く受け止められるミニバンタイプの福祉車両として、ノアWCが第2位にランク入りです。ミニバンとしてのもともとの素性の良さを活かして、さまざまなシートアレンジが可能。セカンドシートを倒して車いすを二脚載せたり、あるいは車いす一脚プラス3～6人が乗車したりと、用途に応じて幅広くお使いいただけます。
車いすの乗降を行うスロープは、幅750mmのゆとりの広さ。使用時には、バックドアと連携したエアサスペンションによるゆるやかな車高降下と、なだらかなスロープ角度（9.5度）で、スムーズに乗降ができます。
また、「助手席リフトアップチルトシート装着車」もご用意。これはワイヤレスリモコンによる簡単操作（またはシート昇降スイッチ）で、助手席が電動で回転して車外へスライドダウン＆チルトするもの。乗る人の立ち上がりや着座をやさしくサポートしてくれる装備です。
トヨタ福祉車両カーリースランキング第1位：ハイエースWC
介護施設への送迎向けとなると、車いすも乗せたい、人も乗せたい、それも可能な限り多くというニーズが生じます。そんな時に活躍するのが、ランキング1位のハイエースWC。車いす仕様車6種類と、送迎仕様の「ウェルジョイン」が3種類用意されており、タイプによっては最大4脚の車いすが載せられます。ボディサイズも、街中での取り回しがしやすいロング・標準ボディと、余裕の室内スペースのスーパーロング・ワイドボディが用意されており、目的や使用シチュエーションに応じて選ぶことができます。もともと多彩なラインナップに加え、それぞれのタイプの中でも、用途に合わせてレイアウトを変更できるのが、ハイエースWCならではの人気の理由といえるでしょう。
例えばハイエースWCには、ストレッチャーが乗車可能なタイプもあります。母体が医療法人の福祉法人で、業務上ストレッチャーが必要となる可能性があるといった場合などには、このタイプがお勧めです。
また、他のウェルキャブとの違いは、車いすの方の乗車時に電動リフトを使う点です。この機能のおかげで、力のない方でも、利用者様を水平に保ったままご乗車していただけるよう操作することが可能となっています。
トヨタレンタリース京都では、トヨタのウェルキャブすなわち福祉車両の非常に多彩なラインナップから、お客様のご要望やおクルマの使い方、運転手様の技術、車いす昇降時のシチュエーションなどをヒアリングし、最適なクルマを選んでお勧めしています。例えば「飛沫防止のフィルムを貼って欲しい」といったプラスアルファのオーダーも、様々に承ることができます。
いかがでしたでしょうか。
トヨタレンタリース京都では、京都府下の法人様、または個人営業主の皆様に役立つサービスの提供と、情報の発信に努めています。私たちの信条は、カーリースにとどまらず、お客様ごとのお困りごとに寄り添って対応する、ソリューションのご提供です。
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