【2023年版】これからはEVかガソリン車か、営業車はどちらがお得?

SDGs

昨今、EV(電気自動車)の発展と普及が急速に進みつつあり、SDGsの一環として社用車に採用されるといったケースも増えてきています。
では、純粋に「営業車」としての用途を考えた時に、2023年段階においてお得といえるのは、EVなのでしょうか、それともガソリン車なのでしょうか? そして将来にかけては? 
ここでは6つのポイントに分けて、EV対ガソリン車の比較を行ってみました。

EV対ガソリン車 1. 「車両本体価格」ならガソリン車

国産のEVを新車で導入すると、購入コストはまだ安いとはいえません。
しかし国の施策で「クリーンエネルギー自動車導入事業補助金(CEV補助金)」を活用できるため(詳しくは一般社団法人次世代自動車振興センターのホームページで確認できます)、実際の価格よりも安く導入することができます。とはいえ単純に価格で比べるなら、ガソリン車の方がお得であるといえるでしょう。

EV対ガソリン 2. 「インフラの整備度合い」ならガソリン車

EVを運転する場合には充電が必須となりますが、充電器スタンドやステーションの普及率はまだ低いのが現状です。
営業車として導入するなら、自社に充電器スタンドを設けることも考える必要があり、初期投資がかかります。
その代わりEVにおいては「基礎充電(車両の保管場所での充電:この場合は自社で待機中に充電をしておくこと)」が可能で、ガソリンスタンドで給油していた時間を大幅に削減できることが特徴です。
一方、ガソリン車の場合は給油所に困ることはあまりありませんが、当然ながら自社で給油はできない点が、EVとは異なります。
このように両者の違いはあれど、単純に「インフラの整備度合い」を現状で比較するなら、ガソリン車に軍配が上がるでしょう。

EV対ガソリン車 3. 「航続距離」ならガソリン車

航続距離、すなわち一回の充電・給油でどれくらいの距離を走れるかですが、これについては、ガソリン車に一日の長があるでしょう。
現在の電気自動車の航続距離は、概ね200~600km。対して、ガソリン車の中には1回の給油で1,000km以上走るものもあります。この航続距離の長さは、営業車としての信頼性に直結するでしょう。

EV対ガソリン車 4. 「走行コストとメンテナンス費」ならEV

EVとガソリン車を比較した場合、走行コストはEVの方が低く抑えられます。
またメンテナンス費においても、EVの方が優れています。ガソリン車は、例えばエンジンだけ取ってみてもオイルやフィルター等の消耗品が多く、定期的に交換費用がかかります。
EVのモーターではそういった必要がなく、潤滑油の交換頻度も多くはありません。
このように運用コストにおいてはEVが秀でているという点は、多くの距離を走る営業車として考えた場合、特筆すべきでしょう。

EV対ガソリン車 4. 「走行コストとメンテナンス費」ならEV

EV対ガソリン車 5. 「環境貢献度合い」ならEV

このテーマに関しては、いうまでもなくEVの方がまさっています。EVは、ガソリン車(あるいはディーゼル車)と異なり、化石燃料を燃やさないので、走行時にCO2(二酸化炭素)を一切排出しないからです。

トヨタのEV車 bZ4X

トヨタのEV車 bZ4X

EV対ガソリン車 6. 「将来性」ならEV

脱炭素化に向けた社会の取り組みは、今後ますます進展するでしょう。
そこに企業がどのような貢献をしているか(あるいはしていないか)は、その企業に対する社会からの視線や評価を大きく左右するはずです。
従って、社用車にEVを採用する流れは、今後とどまることはないものと思われます。営業車は、その企業の「顔」とも言える存在。将来性の観点からEVとガソリン車を比較するなら、EVということになるでしょう。

EV対ガソリン車 6. 「将来性」ならEV

結論:営業車として、どこに着目するか?

EVとガソリン車、営業車としてどちらが優れているかということを見てきました。
現状では、使いやすさの面からガソリン車に一日の長がありますが、しかし総体として「EVが優れている」「ガソリン車が優れている」と判断することは、容易ではありません。
むしろ営業車としてのどの側面に注目するかによって、優劣は大きく変わることが見えてきました。
御社では、営業車に何を求めますか? その時、EVは視野に入ってくるでしょうか?

EVとガソリン車、営業車としてどちらが優れているか

いかがでしたでしょうか。
社用車の一部をEVに置き換えるといった方法からでも、EV化は始められます。
購入という選択肢もあれば、カーリースという選択肢もあるでしょう。
社用車のEV化にご興味をお持ちのお客様は、ぜひ、トヨタレンタリース京都にお気軽にご相談ください。

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