はじめての社用車リース 失敗しない導入チェックリスト9選

車両管理

社用車を新たに導入する際、「購入」と「リース」のどちらを選ぶべきかで悩む企業担当者は少なくありませんが、初期コストを抑えることができ、維持管理もお任せできる社用車リースは、魅力的な選択肢といえるでしょう。

しかし、リース会社によって契約の内容はさまざまです。自社のビジネスとの相性をよく確認せずにリース契約を結んでしまうと、後から「契約内容が業務に合わない」「想定外の費用がかかった」といった困った事態に発展することも。

そこで本記事では、社用車リースを検討するご担当者様のために、「これだけはチェックしたい!」というリスト9選をご紹介します。

社用車とドライバー

なぜ社用車導入で「リース」が注目されるのか

購入と比べたときの初期コスト削減

社用車を購入する場合、車両代金や税金、登録費用など、まとまった初期費用が必要になります。一方リースであれば、これらの費用が月々のリース料に分散されるため、資金繰りを圧迫せずに車両を確保できるのが大きなメリットです。

維持管理の手間を減らせるメリット

車両購入後は、点検・車検・保険更新・税金の支払いなど、数多くの管理業務が発生します。リース契約ではこれらがワンパッケージ化されている場合が多く、車両管理者の負担を軽減できるのも魅力です。

社用車の人気車種 プロボックス

社用車の人気車種 プロボックス

失敗しない!導入チェックリスト9選

① 使用目的を明確にする

営業用か配送用か、または役員送迎用かによって、選ぶべき車種や装備が異なります。また、クルマは年々進化しており、そのトレンドや安全機能の進展を押さえることが、たいへん重要です。まずは「誰が、何のために、どのように使うか」を明確にしましょう。用途の想定に始まって車種選定まで、一緒になってどんなことでも相談できるリース会社を選べればベストですね。

役員送迎用の人気車種 アルファード

役員送迎用の人気車種 アルファード

② 必要台数と利用頻度を見積もる

業務に必要な台数や走行距離を、あらかじめ見積もっておくことは大切です。台数が過剰だとコスト増につながり、少なすぎると業務に支障が出るからです。これについても、リース会社に適切なアドバイスを受けたいところです。

必要台数と利用頻度を見積もる

③ 契約期間と更新の柔軟性を確認

リース契約は3年・5年など一定期間にわたるため、契約期間が自社の業務サイクルと合っているかを確認する必要があります。事業拡大で車を増やしたい、逆に縮小で減らしたいというケースも生じることも。更新や途中解約の条件についても、自社のビジネスに合うかどうかチェックしておきましょう。

④ メンテナンス込みかどうかを確認

リース料にメンテナンス費用が含まれているかどうかは大きなポイントです。オイル交換やタイヤ交換、車検費用まで含まれる「メンテナンスリース」であれば、安心・安全である上、突発的な出費を避けやすいでしょう。

⑤ 保険内容と補償範囲を精査する

社用車の任意保険は、対人・対物補償の水準や、ドライバーの範囲が重要です。万一の事故に備え、自社のリスクに見合った補償が付いているか確認しておきましょう。

⑥ 代車サービスの有無をチェック

代車サービスの有無をチェック


故障や事故で車が使えなくなった場合、代車が用意されるかどうかは業務の継続性に直結します。代車の有無、および代車費用がリース料に含まれているかどうかを確認しておくと安心です。

⑦ 車種選びの基準(燃費・安全装備)

燃費の良さは、経費削減に直結します。また、先進安全装備(自動ブレーキ、車線逸脱警報など)が搭載された車を選ぶことは、社員の安全と事故リスク低減に繋がりますので、ぜひ確認したいところです。

トヨタでトップレベルの低燃費車 ヤリス

トヨタでトップレベルの低燃費車 ヤリス

⑧ 管理者の負担を減らせる仕組みを導入

運行記録や点検スケジュールを自動で管理できる、テレマティクスやクラウド管理サービスを併用すれば、車両管理担当者の負担を大幅に軽減できます。どのようなソリューションがあるか、ぜひ、ご検討中のリース会社に相談してみてはいかがでしょうか。

⑨ 会計・税務処理との相性を確認

リース料は経費処理が可能ですが、会計基準や契約内容によっては、扱いが異なってくることもあります。経理部門と連携して、税務上の影響を確認しておくと安心でしょう。

まとめ:導入前にチェックして、安心のリース選びを

社用車リースは、購入に比べて初期コストを抑えることができ、管理の手間も削減できるという便利な仕組みです。しかし、契約内容を十分に確認せずに導入すると、後々のトラブルや予想外の出費に繋がる可能性があります。

今回ご紹介した9のチェックリストを導入前に押さえておけば、安心してリース契約を選ぶことができます。

社用車は、企業活動を支える大切なインフラです。ぜひ本チェックリストを活用して、自社に最適な社用車リースを導入してください。


いかがでしたでしょうか。

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