効率的な車両管理に、アルコールチェックもプラス。
社員教育にもトヨタレンタリース京都のサービスを積極活用
法人概要
法人名:巖本金属株式会社
所在地:京都市南区上鳥羽鉾立町1
連絡先:075-672-3688
事業内容:製鋼原料の製造販売・産業廃棄物の処理業
設立:1970年(昭和45年)4月
代表者名:代表取締役社長 巖本 博
従業員数:270名
拠点数 :12拠点(本社、各工場、営業所)
導入台数 20台
巌本金属株式会社ご紹介
1957年創業、1970年法人設立と70年近い歴史を誇る巌本金属株式会社。金属リサイクル・製鋼原料の製造販売・産業廃棄物処理を中心にエンタテイメント事業など幅広い事業を行っています。京都府京都市に本社を構え、西日本を中心に12事業所を展開。また、CSR活動にも積極的に取り組み、環境保護・CO2削減「ブループロジェクト」活動を全社一丸となり推進しています。
営業車を効率的に管理、
アルコールチェック義務化にもシステムで対応

現在、プリウスやカローラなど約20台の営業車・社用車をトヨタレンタリース京都(以下「TRK」)でメンテナンスリース契約。2020年より全車にTranslog(トランスログ)Ⅱを導入しテレマティクスの活用を行っている。車両管理は主に2名体制で実施、トヨタモビリティポータルでの社用車運行状況の視える化と管理工数削減に効果を感じているという。

「車両の位置情報が随時把握できるのは様々なメリットがあります。例えば事故があった時でも、すぐに動画で確認できるのは便利ですし、初動対応にも役立ちます。社員への安全運転の教育や危険運転のへの啓蒙にも使えます。アルコールチェックに関しては従来より簡易式ものを実施していましたが、義務化が発表されて、データで残すことが必要となりましたので、いち早くパイ・アール社製の通信型アルコールチェッカー「アルキラー」を導入しました。それをトヨタモビリティポータルと連動し活用を進めています」(作業長 谷口裕也氏)
「社内規定も見直し、飲酒運転防止管理規定なども設けて、企業としてのアルコールチェックの徹底に努力しています」(事業部 環境インフラ課 課長 前田英雄氏)
トランスログによる車両管理が
営業マンの意識改革にもつながることを期待

効率的な車両管理を実現
「営業車について言えば、営業マンはどうしても職種柄、車よりもお客様がメインで、当然ながら意識もそちらにいってしまう。運転することや営業車の管理は二の次になるというか、意識付けが難しかったりします。アルコールチェックについても、朝急いで出かけたり、出先から直帰したりと、忘れがちになる。トラックや大型特殊車などのドライバーは運転そのものがメインの業務になるので、その点は意識が高いのですが・・・」と前田さん。「営業車を運転する営業マンにはトランスログなどで管理することによって意識の変化も期待したいと思っています」とも。
車両管理に便利なテレマティクス。
もう一歩進んで、距離データの活用も
「基本、TRKさんとは全車メンテナンスリースで契約させていただいています。トヨタモビリティポータルなどの情報を元に、本社から各地の工場やオフィスに点検やメンテナンスをアナウンスしていますが、点検前に把握の難しいオイル交換については、時期が過ぎてしまったりといったことも過去にありました。トランスログで把握している距離からオイル交換の案内もして頂けるとうれしいですね」(前田さん)
担当者の変更による引き継ぎなどにも、システムに情報があれば便利だと感じている。
最後は教育。
機会を活かして積極的に社員教育に取り組みたい

安全運転や営業車の適切な使用、アルコールチェックなど義務の遂行など、結局は「人の意識」が大切と前田さん。
「教育について今後、積極的に取り組んでいきたい。自社で行うには限界もあるし、施設もないしノウハウもない。当社では様々な車両を使っているので、大型特殊車や重機、クレーンなどの研修はもちろんのこと、営業車を運転する社員に対しても教育機会を設けて意識の向上も図っていきたい」(前田さん)
TRKが実施している「安全運転カレッジ」や「WEBセミナー」にも社員が参加。今後、TRKから提供される同カレッジ座学講習のアーカイブ動画の活用なども検討していく予定である。
