特別レポート/トヨタレンタリース京都開催の人気企画「安全運転カレッジ」って、どんなイベント!?

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今回のコラムは、特別企画として、トヨタレンタリース京都の人気イベント「安全運転カレッジ」(2025年6月24日、デルタ自動車教習所にて開催)を受講していただいたお客様のレポートをお届けします。弊社では、本イベントを定期的に開催することで、広く京都府下のお客様の安全運転にお役立ていただいています。

安全運転カレッジ


トヨタレンタリース京都 presents 安全運転カレッジ「新入社員向け」安全運転プログラム体験レポート

asako

座学講習レポート

安全運転カレッジ 座学講習レポート


私は前職では営業をしていたのでよくクルマを運転していたのですが、いまは昔ほどには運転していません。「安全運転カレッジ」では、座学と実写教習がセットになっているということで、ちょっとなまっているかもしれない運転の腕を取り戻すチャンスかもしれないと思いながら参加しました。

座学講習は50分ほどだったのですが、初めて知ることもあり、あらためて確認できたこともあって、あっという間の50分間でした。

講義の始まりの部分では、京都で実際に交通事故が多いという、五条天神川の地図や航空写真を見せていただいたので、具体的なイメージをもって、すっと内容に入っていくことができました。

安全運転カレッジ 座学講習レポート

ドライブレコーダーの映像も、臨場感がありました。交差点で一番多い交通事故が、クルマが右折しようとするときに起こる(「右直事故」というそうです)というのはなんとなく知っていましたが、実際に見えないところから原付が飛び出してくる映像を見ることで「これはたしかに事故になってしまうな」というのを実感できました。

渋滞についての講義も役立ちました。「前のクルマの後輪が見える程度の車間距離で停止する」というのは、これから忘れないようにしようと思いました。

安全運転カレッジ 座学講習レポート

個人的に、面白かった(ドキリとさせられた)のは、社用車の運転に関わる講義でした。まず、フリート(クルマの使用が10台以上時の保険契約)と、ノンフリート(9台未満時の保険契約)の違いを教えてもらい、事故を起こしたときに翌年の保険の契約額がどう変わるのかを具体的に教えてもらいました。社用車を運転することの重大さを、数字を通じて実感できました。

「事故の原因の94%はドライバーに起因する」ということにも驚きました。人間の目の届く範囲(視界)は、両目で35度ずつで、幅200度以上になると、完全に死角になってしまうとか。また人間は、目の情報からだけでとっさに反応するのはなかなか難しいらしいです。そこで大事になるのが、「認知」を超えた「予測」であるということでした。「かもしれない運転」の大切さを、しっかりと理屈から教えていただけました。

安全運転カレッジ 座学講習レポート

例えば「子どもは急に飛び出してくる」「高齢者は危険を感じると立ち止まってしまう」など、いざという場面でどういうことが起こりそうか、どこに危険が潜んでいるか、知識として前もって知っておかないと、危険を予測したり、気付いたりすることもできません。また知識を持っていたとしても、半年〜1年と事故が起こらなければ、「今まで大丈夫だったのだから」と、警戒する意識がだんだん薄れていってしまうため、まさかという時に事故は起きてしまいます。この講義で、初心を保ち続けることの難しさを、改めて感じさせられました。

今回は新入社員向けということで、業務中に交通事故を起こしてしまうことが会社の一員としてどのような影響を与えてしまうのかというお話が印象的でした。1人の社員が交通事故を起こすことにより、経費全体が上がるだけでなく、社会的にも他の社員に迷惑をかけてしまうことになり、より責任感が増すというお話で、とてもわかりやすく理解することができたと思います。

実車教習レポート

安全運転カレッジ 実車教習レポート

座学講習の後、指導員の方とともに教習車に乗り込み、実際に路上を走って運転の採点をしてもらいました。

運転は慣れていると思っていたのですが、ミラーを電柱にぶつけそうになって、指導員の方にブレーキを踏んで停めていただきました。1人だったらと思うとゾッとしました。また、方向指示器を出すタイミングも遅いという指摘をいただき、適切なタイミングを再確認できました。

道路の構造上注意するべきこと、知らず知らずの間についてしまっていた運転のクセなども、丁寧に教えていただきました。これらは自分一人では絶対に気付けないことなので、受講者が実際に運転しながらの講習はとても有意義だと思いました。

いつの間にか忘れてしまっていた交通ルールを再確認する、良い機会にもなったと思います。

安全運転カレッジ 実車教習レポート

また、路面凍結を想定した急ブレーキ体験は、これまで凍結した路面で急ブレーキを踏んだことがなかったのでちょっと怖かったですが、「滑る時はこんな風に滑るのか!」と驚きました(指導員の方が隣にいて本当に良かったです)。ABS(アンチロックブレーキ)の作動も初体験し、良い勉強になりました。

安全運転カレッジ 実車教習レポート
安全運転カレッジ 実車教習レポート

縦列駐車は苦手意識があってこれまであまりやったことがなく、いつも避けて通っていたのですが、コツを教えていただいて目からウロコでした。運転教習は免許を取った時以来ですが、本来は誰にでもこういう機会があるべきだと感じました。実際に経験したことがないと、いざ起こった時にはとっさに対応できません。知識だけでなく、体験しておくことが大切だということを実感しました。

座学の講習で教わった内容がホットなうちに実車教習となったので、学んだばかりの知識を、実践の中で意識、体感したり、身に付けたりすることができ、「座学だけ」「教習だけ」の講義に比べて、定着力がぐっと変わってくるのではないかと感じました。

まとめ

事故を起こさないドライバーになるために、講習の内容は新入社員の方だけでなく、すべてのドライバーに知ってほしい知識ばかりでした(事故の原因の94%はドライバーということなので、ドライバーの意識や運転が変わってくれば、事故の数も減ってくるのではないかと思います)。実際に運転をしながら学んだり、自己流の運転やクセなども直すことができるので、その意味でも、ベテランドライバーも含めた幅広い方々に参加してほしいと感じました。私自身、初心を思い出し、自分の運転と向き合うきっかけになったので、これから改めて安全運転を心がけたいと思います。


特別レポート、いかがでしたでしょうか。

トヨタレンタリース京都では、京都府下の法人様、または個人営業主の皆様に役立つサービスの提供と、情報の発信に努めています。私たちの信条は、カーリースにとどまらず、お客様ごとのお困りごとに寄り添って対応する、ソリューションのご提供です。

クルマに関するお困りごとやご相談は、トヨタレンタリース京都に、どうぞお気軽にお寄せください。

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