2023年に4代目へとフルモデルチェンジし、その魅力がいっそう高まったトヨタの大人気ミニバン、アルファード。個性的なエクステリアの内側には、静謐な室内空間が広がり、最新のテクノロジーと確かな安全性能が、ドライバーと同乗者を快適に包み込みます。
そんなアルファード、サイズが少しずつ変化していることを知っていましたか?本コラムでは、4代目アルファードの外形寸法や内寸のサイズ感について、詳しくお伝えします。
ボディサイズ ――全長5m近い大柄なボディ、その取り回しはいかに?
4代目になっていっそう街ゆく人の目を惹きつけるエクステリア・デザインとなったアルファード。押し出しの強いフロントのノーズを備え、ミニバンではフラットになりがちな側面のデザインは、躍動する雄牛をモチーフにとした滑らかで力強い凹凸の曲面で構成されました。さて、ではこの新型アルファードの外寸寸法はどのようになっているのでしょうか?


現行アルファード(4代目) | 現行アルファード(4代目) | 先代アルファード(3代目) | 先代アルファード(3代目) | |
パワートレーン | ハイブリッド車 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | ガソリン車 |
全長(mm) | 4,995 | 4,995 | 4,945〜4,950 | 4,945〜4,950 |
全幅(mm) | 1,850 | 1,850 | 1,850 | 1,850 |
全高(mm) | 1,935~1,945 | 1,935 | 1,950 | 1,935~1,950 |
ホイールベース | 3,000 | 3,000 | 3,000 | 3,000 |
アルファードの外形寸法は初代から少しずつ大きくなってきましたが、現行アルファードと先代との違いは、ご覧のようにごくわずかなものにとどまっています。注目したいのは全幅で、現行アルファードは先代のものと変わらず、ぴたりと一致しています。先代アルファードを運転した経験のある方ならば、スムーズな乗り換えが可能でしょう。
ところで、これだけ大型のクルマでありながら「ミニバン」というのは、考えてみれば不思議な感じがしないでしょうか?その秘密は「知っていますか?ミニバンとステーションワゴンの違い」というコラムで詳しくご説明していますので、ぜひ併せてご覧ください。
室内サイズ ――設計の妙で、さらにゆったりとした感覚を提供
さて、次いでインテリアに目を転じてみましょう。そこは静かで快適な移動時間をもたらす「上質なプライベートルーム」。あるいはまた、パソコン作業や通話などにも集中できる「極上のムービングオフィス」ともなります。その実寸は、以下の表の通りとなっています。

現行アルファード(4代目) | 現行アルファード(4代目) | 先代アルファード(3代目) | 先代アルファード(3代目) | |
パワートレーン | ハイブリッド車 | ガソリン車 | ハイブリッド車 | ガソリン車 |
室内長(mm) | 3,005 | 3,005 | 3,210 | 3,210 |
室内幅(mm) | 1,660 | 1,660 | 1,590 | 1,590 |
室内高(mm) | 1,360 | 1,360 | 1,360 ~1,400 | 1,360 ~1,400 |
ご覧のように、数字だけを見ると室内長は小さくなりました。しかし、そこはさすがの4代目。実は、前後席間距離は3代目より広くなっているのです。具体的には、フロントシートからセカンドシートまでの距離は1,315mm。同様にフロントシート〜サードシート間は2,205mmと、先代よりそれぞれ5mm、10mm拡大されています。これには、フロントシートの移動距離を最小限に抑えたり、セカンドシートの骨格を工夫したりといった、設計の妙が効いています。また室内幅は70mm大きくなっていますから、よりゆったりとした感覚を味わうことができるでしょう。
アルファードのシートアレンジのバリエーション
用途に応じて柔軟に様々なシートアレンジが可能なところも、アルファードの魅力です。乗車人数やシチュエーションに応じて、8パターンものアレンジが用意されています。
通常乗車時では、最大で大人7人が快適に乗車可能。その他にも、セカンドシートとサードシートを倒すことで、後部座席で横になったり、大きな荷物を積み込んだりすることができる「リヤシートフルリクライニングモード」、サードシートを左右に収納するとトランク約2つ分の荷室が出現する「4人乗車+荷室モード」、その他「リヤシートフルリクライニングモード」「フロント・セカンドフルフラットモード」「最大積載モード」「スーパーリラックスモード」「リラックス+荷室モード」「トライアングルモード」と、縦横なシートアレンジで、通常乗車時と合わせると1車9役をこなすことができます。








アルファードは機械式駐車場に収まる?
現行アルファードは、3代目同様、一般的な機械式駐車場の制限サイズに収まるボディサイズを維持しています。その上で、可能な限り広々とした室内空間をもたらすために、内部では0.1mm単位で設計を再検討。そうすることで、上に見たような室内寸法と、乗車する人全員が感じられるゆとりの感覚を提供しているのです。
各グレード共通、アルファードの「おもてなし」の装備類
現行アルファードは、2024年8月現在、「エグゼクティブラウンジ」「Z」の2グレード展開されています。ここでは「エグゼクティブラウンジ」「Z」に共通する装備類についてご紹介します。
空調設備は、前後左右独立温度コントロールができるフルオートエアコンを装備。各席個別の空調を可能とすることで、送迎車としても、あるいはお客様と一緒にビジネスの目的地へと移動する際のクルマとしても、ふさわしいホスピタリティを備えました。

また、従来は天井の各所に点在していた照明や各種スイッチ類、エアコン吹き出し口などの機能を天井中央に集約した「スーパーロングオーバーヘッドコンソール」を開発。後席のどこにいても、反対側の窓を開閉したり、照明を調節したりできるなど、同乗するお客様に、よりおもてなししやすい装備が施されています。


後部座席はどこに座っても快適に過ごしていただけるよう、シェード類も装備。ムーンルーフは左右独立で個々のお客様のご要望を叶え、またサイドサンシェードは下降タイプを採用することで「日差しを遮りながらも景色を楽しむ」といったニーズにお応えします。

社用車にするなら着目したい、リセールバリューの高さ
アルファードは非常に人気の高い車種であるため、中古市場における需要の高さも特徴となっています。カーリースにおいては、あらかじめ契約年数経過後の残価を設定し、そこから月々の支払い金額が決まります。ですからリセールバリューの高い車種は、同価格程度の車種と比べて、月々のお支払いが安くなることも。詳しくは、ぜひトヨタレンタリース京都までお問い合わせください。

いかがでしたでしょうか。
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