トヨタ新型ランドクルーザーFJ、2026年5月発売!待望のシリーズ最少モデルのスペックと魅力

車種解説

「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」。そんなキャッチコピーを掲げられるクルマが、この世にいったいどれほどあるでしょうか?「トヨタBJ型」モデルを元祖として、70年余り。全世界の190を超える国と地域で、ユーザーの絶大な信頼を得てきたトヨタのランドクルーザーのファミリーに、いよいよ待望の新モデルが加わります。本コラムでは、発売迫る「ランドクルーザーFJ」のスペックと魅力をレビューしていきます。

コンパクト × 最新性能の、ランクルのニューフェイス

ランドクルーザーFJは、フラッグシップのランドクルーザー300、中核モデルのランドクルーザー250、そして質実剛健なランドクルーザー70からなるシリーズに加わる、最新・最小モデルとして位置付けられます。

ランドクルーザー“FJ”(プロトタイプ)
ランドクルーザー“FJ”(プロトタイプ)

ランドクルーザー“FJ”(プロトタイプ)

ネーミングに冠された「FJ」は、ランドクルーザー固有の「信頼」という価値に加えて、「Freedom(自由)」と「Joy(喜び)」という、新たな価値軸を表現したもの。

ランクルの遺伝子ともいうべき悪路走破性はそのままに、街乗りを強く意識したサイズやパッケージングとなっており、これまでランクルが気になりつつも、大きさの問題等で断念していた人々からも、熱い注目を集めています。

ランドクルーザーFJの主要スペック

項目仕様
全長4,575 mm
全幅1,855 mm
全高1,960 mm
ホイールベース2,580 mm
乗車定員5名
エンジン2.7L 2TR-FE ガソリン
駆動方式4WD(パートタイム4WD)
トランスミッション6速オートマチック(6 Super ECT)
出力約120 kW(163 PS)
最大トルク246 N·m

ご覧のようにランドクルーザーFJは全長4.5m級のボディサイズで、取り回しの良いホイールベース(最少回転半径5.5m)、そして実用的なレイアウトを備え、「コンパクトだからこその気軽さ軽快さ」を成立させています。ランクルにふさわしい「悪路走破性と機動性」との両立によって、そこがどんな路面環境であれ、ドライバーの力強いパートナーとして、移動の楽しみへと導いてくれることでしょう。

堅牢なプラットフォームと、タフな走行性能

ランドクルーザーFJは、トヨタのIMV系ラダーフレームプラットフォームを採用。ハイラックスやその関連車種によって磨き上げられた、耐久性と信頼性の高さが特徴となっています。

パワートレーンは、2.7リッター直列4気筒ガソリンエンジン(2TRE-EE)を搭載。兄貴分となるランドクルーザー250と同様の、最高出力120kW(163ps)、最大トルク246 N·mを発揮します。トランスミッションは6速AT(6 Super ECT)。

また4WDシステムは、パートタイム方式を採用。状況に応じて2WD/4WDを切り替えられるため、舗装路からオフロードまで、幅広い走行シーンに対応します。

安全面では、プリクラッシュセーフティ等、トヨタの先進安全機能を備えた予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備となっています。

力強く無駄のないエクステリア・デザイン

ランドクルーザー“FJ” デザインスケッチ

ランドクルーザー“FJ” デザインスケッチ

ランドクルーザーFJの外観は、直線基調のボックスシルエットをベースに、ランクルの伝統を継ぐ力強さを感じさせるもの。そのデザインモチーフはサイコロで、直方体から角を落とした形状は、機能美に満ちた凝縮感を見るものに伝えます。

デザインプロセスの一端は公式サイトにて公開されており、ごく初期のアイデア段階では、まさにサイコロそのものが走るような「楽しさ」「屈強さ」を志向していることが、スケッチやそこに添えられた英文から伝わってきます。

それと同時に、最終スケッチに至る一連のプロセスからは、当初のアイデアがいかに見事に最終デザインに落とし込まれているかを感じ取ることができるでしょう。

機能と快適性を両立させたインテリア・デザイン

インストルメントパネルは、ドライバーが車両姿勢を認識しやすい水平基調のデザイン。またモニターやスイッチ類は各部に集約され、最小限の視点移動で操作可能。これらによって、どんな環境においてもすばやく状況を捉え、車体を操舵できるようになっています。

「ランクルらしさ」を体感できる機能的なコックピットレイアウトながら、そこには最新のインフォテインメントシステムも装備。タフなイメージだけでなく、普段使いにも快適な、バランスの取れた居住性がポイントです。

ランドクルーザー“FJ”機能と快適性を両立させたインテリア・デザイン

ランドクルーザー“FJ”(プロトタイプ)

広がるカスタマイズ性と、一歩先の提案

四隅のコーナーバンパーは、フロント、リヤともに取り外し可能な分割タイプ。これによって修理時の交換を容易にするとともに、カスタマイズ性にも配慮。世界展開を踏まえて、各地の地域ニーズに応じた豊富なカスタマイズオプションが登場予定となっており、今後の展開に期待が高まります。

ランドクルーザー“FJ”(プロトタイプ)

ランドクルーザー“FJ”(プロトタイプ)

さらには、荷室に積み込むことのできる「LAND HOPPER(ランドホッパー)」という電動パーソナルモビリティも、現在開発中。ランドクルーザーで出かけた、その先の移動までもデザインするという、ランドクルーザーFJならではの提案が非常に楽しみです。

まとめ:ランドクルーザーFJの魅力とは

ランドクルーザー“FJ”(プロトタイプ)

ランドクルーザー“FJ”(プロトタイプ)

2026年5月の登場が予定されているランドクルーザーFJは、以下のような特徴と魅力を備えています。

  • ランドクルーザーファミリーの正当な系譜に連なり、かつ、シリーズ最小となる扱いやすさを備えている
  • 本格オフロード性能を追求した、ランドクルーザーならではの高い信頼性
  • 日々のタウンユースから、多様なアウトドアのフィールドにまで、幅広く対応できる汎用性

ランドクルーザーシリーズの 新しいエントリーモデル として、どのようなグレード展開や価格設定がなされていくのか、ランドクルーザーFJの今後の動きから目が離せません。


いかがでしたでしょうか。

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